2016年02月21日

ビットコインのブロックサイズ問題が解決!

ネットで驚きのニュースが出ていました。「ビットコインニュース」内の記事によると、香港で開催されたビットコインコアの会合でSegWitと2MBのハードフォークが合意と出ていました。

ビットコインニュースURL
http://btcnews.jp/bitcoin-core-would-be-consensus-in-hardfork/

昨日、2月20日に香港でコア開発者やマイナーたちが集って会合が行われたようで、ビットコインXT問題が決着したようです。会合では、ビットコインクラシックとよばれる仕組みが採用する事で決まりました。

更に、ビットコインコミニュティより公式発表もされました。(全文英文ページです。)
https://medium.com/@bitcoinroundtable/bitcoin-roundtable-consensus-266d475a61ff#.g8fwjejzv

当ブログも、ビットコインXT問題について、以前より記事を書いていたのでビットコイン価格の乱高下もあって心配していましたが、無事にビットコインクラシック採用という決着を迎えて安心しました。

内容を簡単に申しますと、ビットコイン最大の懸念材料であったブロックサイズが現在の1MB から2MBのブロックサイズへの引き上げになります。さらに、ハードフォークとSegWitという形を導入することで、ビットコインの開発者やビットコインマイニングを行っている一部のマイナーたちの間で合意しました。

ブロックサイズが現行の1MBでは、1秒間で7取引までがビットコインの限界でした。ちなみにクレジットカード決済の国際ブランドVISAでは、1秒間に2000件の取引が可能です。ビットコインの需要がどんどん高まっている現在、1秒間で7取引しか処理出来ない為、取引遅延が頻繁に起こっていて深刻な問題でした。
参考サイト(zuu online)
https://zuuonline.com/archives/96322

今後、ブロックサイズを2MBに引き上げることによって、今より迅速な取引が可能になるのは大きな魅力となるでしょう。

また、ハードフォークとはアップデートみたいなものですが、過去のバージョンとの互換性が全くなくなりますので、一斉にすべてのマイナーや、ノード、ウォレットなどが、ビットコインクラシックに対応させる必要が出てきます。もし、ハードフォークに対応させないと、正規のブロックチェーンから隔絶されてしまうので注意が必要です。

さらに、SegWit(Segregated Witness)が導入される事で、ブロックサイズに含まれる情報を25%まで圧縮出来るので理論的なブロックサイズが増えます。

SegWitのリリースは4月に実施。また、6月に控えるビットコインの採掘量半減期を超えて、7月にブロックサイズを2MBに引き上げてハードフォークを導入する方向で進めるようです。

ビットコインは、ブロックサイズ問題を乗り越えたことで、更に強固になったと言えるでしょう。ここから、よほど悪いニュースが無い限り、じわじわビットコイン価格は上昇していくと思います。今後、ビットコイン価格がどこまで上がっていくのかとても楽しみです。


posted by カイジ at 22:34| Comment(0) | ビットコインXT問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

ビットコインは「失敗した」主要開発者が離脱を表明!

ビットコインの価格が、1月15日に急下降しています。理由は、ビットコイン主要開発者の1人であるマイク・ハーンが1月15日にブログで、ビットコインは「失敗した」と発表して、ビットコイン開発から離脱し、さらに保有しているビットコインをすべて売却したと発表したのが影響しています。

マイク・ハーンは、ビットコインの主要開発者の1人です。ビットコインの開発に5年以上も取り組んでおり、今後は開発に関与しないと意思を示しています。

マイク・ハーンは、昨年8月に現行のビットコインソフトウェアの代替版となる「Bitcoin XT」をリリースしました。Bitcoin XTではブロックサイズが8Mバイトに増量され、毎秒最大24件のトランザクションを処理できる仕組みです。今後、ブロックサイズを毎年引き上げることでビットコインは成長を続けられると発表していました。

「“システム上重要な機関”も“大きすぎてつぶれない”もない、分散型の新しい通貨になるはずだったものが、一握りの人たちによって完全にコントロールされる、さらに悪いシステムになってしまった」とマイク・ハーンはブログで述べています。

ビットコインを採掘してビットコインネットワークを支えるマイニング業者には、まだBitcoin XTは広く採用されていません。現在、ビットコインマイニング業者の過半数は中国を拠点としていると言われており、中国の採掘者によってブロックチェーンが支配されていると言われています。しかも、たった2人の採掘者がハッシュパワー全体の50%を担っているそうで、彼らがブロックチェーンの発展を望んでいないそうです。

そうなると、恐らくBitcoin XTは採用されないでしょう。

また、マイク・ハーンは、ビットコインネットワークは取引量の増加に伴い、容量不足に陥る寸前だと言っています。その場合、決済が滞り、詐欺が起こりやすくなり、ビットコインネットワークは信頼できないものになってしまうと言っています。

ビットコインネットワークが容量不足の事態になると、あらゆることがうまくいかず大混乱になると思っているようです。

ビットコインの価格は、未来の通貨になると考え、その将来を見込んでいる人たちに支えられています。しかし、ビットコインネットワークが崩壊し始めれば、多くの人たちはそうした状況をよく見極め、ビットコインを見限るかもしれません。そうなると価格が暴落するでしょう。

私は、2015年11月8日の記事でも書きましたが、ビットコイン価格は今後上がっていくものだと思っていました。http://codecurrency.seesaa.net/article/429274523.html

それだけに、マイク・ハーンの発表は衝撃を受けました。しばらくは、マイク・ハーンの影響でビットコイン価格が大きく下落する可能性が考えられます。ビットコイン価格が反発で一時的に上がるかもしれませんが、今年のビットコインの動向は前途多難な予感がします。しっかりと今後の動向に注目していきたいと思います。
posted by カイジ at 09:11| Comment(0) | ビットコインXT問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月06日

ビットコインXT問題は解決するのか?

10月16日の記事でも書きましたが、12月6日7日に香港で第2回スケーラビリティワークショップが開催されます。スケーラビリティワークショップとは、今後のビットコインにおけるシステムやアルゴリズムについて、ビットコインコア開発に携わる26名の中から5名のディベロッパー(コア開発者)が出席して議論を深める会議です。

コアデベロッパー参加者一覧

・Wladimir J. van der Laan(オランダのBitcoinの公式クライアント、ビットコインコアの開発者)

・Gavin Andresen(ビットコイン開発のチーフサイエンティスト「天才エンジニア」)

・Jeff Garzik(ビットコイン開発者の中心的な存在)

・Gregory Maxwell(ビットコイン開発における研究者的存在)

・Pieter Wuille (Bitcoinの公式クライアント、ビットコインコアの開発者)


第1回スケーラビリティワークショップは、9月12日13日にカナダのモントリオールで行われて、ビットコインXT問題について大きな進展がありました。会議では、XT問題の解決に向けてBitcoin-NGという新しい案が注目を集めました。

Bitcoin-NGは、ブロックサイズを引き上げることで発生するブロック伝播の遅延を解消し、またプール間の競争をよりフェアにすることを目的とする新たな提案です。この提案に関しては、研究段階でソースコードや論文は公開されていませんが、実現すればビットコインにとって大きな飛躍を迎えると言われております。

ビットコインXT問題についての過去記事はこちら
http://codecurrency.seesaa.net/article/424935339.html

12月6日7日の第2回スケーラビリティワークショップでは、Bitcoin-NG(ビットコインネクストジェネレーション) の性能報告や動作テストの結果が発表されます。その結果次第で、XT問題が早くに解決を迎えるかもしれません。

知らない方も多いと思いますが、現在のビットコインは、多くの欠陥を抱えています。今のままでは、ブロックサイズにおける送金遅延問題やプールマイニングにおける寡占化問題などが解決されません。恐らく今のままでは、どんどん使い勝手の悪い暗号通貨(仮想通貨)となってしまいます。

以前、ビットコインXT問題が初めて噂になった頃、zaifのチャートでは8/19の平均価格32,046円でした。それから、ビットコインXT問題が出たことで、市場では売りが先行し8/25までに平均価格が25,887円まで下がりました。6日間で6,159円も急激に値を下げました。ビットコインXT問題とビットコイン価格は密接な関係にあります。

12月7日のスケーラビリティワークショップ直後の、ビットコイン価格は必ずチェックしたいと思います。最近、ビットコイン価格がゆるやかに上がっていますが、一気に価格が跳ね上がることもあるかもしれません。

しかし、スケーラビリティワークショップ後、XT問題に良い進展が無ければビットコイン価格が尋常ではないほど下がる可能性も考えられます。

暗号通貨(仮想通貨)にとってビットコインは先駆け的な存在です。ビットコインXT問題は、暗号通貨(仮想通貨)全体の命運を左右する出来事なので、スケーラビリティワークショップの結果が大変気になります。
posted by カイジ at 13:13| Comment(0) | ビットコインXT問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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